K.C.C.とは?
K.C.C.(キッズクリーニングカンパニー)はあびらぼNICOの小さい子達と、あびらぼROCKのお兄さんお姉さん達が協働する「お掃除会社」プログラム!!
毎日20分ずつ、さくら大学やあびらぼの施設内をNICOとROCKのみんなでお掃除します。
また、「会社」という名前の通り、お給料として、あびらぼやさくら大学の施設内で流通している通貨「スタア★」をもらいます。
スタア★は、子ども達が責任をもって管理し、溜まったら、隣のデイサービスさくら大学にある「さくら笑店」でお買い物をします。
K.C.C.の3つの狙い
1. 異年齢活動
- 異年齢で協働することで、年齢や役割による立場の違いを体験します。それが、社会に出たときに相手の立場を理解して行動するための準備となります。
- また、同年齢活動に起こりがちな、できる子・できない子の固定化を防ぎ、子どもの個性や真の意味のリーダーシップが生まれる、という利点もあります。
2. 5S「整理・整頓・清掃・清潔・躾」
- お掃除を通して身の回りの環境を整えること(すなわち5S「整理・整頓・清掃・清潔・躾」)を学びその習慣化を目指します。
- 物理的な5Sを習慣づけることで、思考の5Sと問題解決につなげます。
3. スタア★
- 人は、脳内報酬系が刺激され、ドーパミンが増加することで、やる気や快感が生じ、集中力を持続することが可能となります。
- 報酬系の刺激が少ないと、やる気や快感を感じることがなかなか出来ず、不注意から様々なミスを繰り返すことになります。
- ADHDの特性が目立つ子は、報酬系の活性が低い傾向があるため、無意識のうちに、行動し続けること(多動)や何かに依存することでドーパミンの分泌を高めようとしていると思われます。
- お掃除の報酬としてスタア★を渡すことで脳内報酬系を刺激し、集中力を高めることがこのプログラムの狙いの一つです。