弱みを補うよりも強みを伸ばして輝かせたい。

どんな子も自らの人生を主役として輝くための教育

「幸せに育ってくれたらそれでいい。」お母さんは大抵そんな風に思いますよね。

じゃあ、幸せってなんでしょう?

大切なのは「幸せになれるかどうか」ではなく「幸せと思えるかどうか」ではないでしょうか。

自分で考え、自分で決め、自分で行動する人生が、「幸せ感」につながります。

子ども達の生きる20年後の未来には私たちも経験したことがない変化が待ち受けています。これからの子ども達に「自ら考えて挑戦し主体的に生きる力」をプレゼントするのが私たちの一番大切な役割だとあびらぼは考えています。

日本の子どもの現状

日本は子どもの「幸福度アンケート」で先進7か国中、最下位。

国際的に見て自尊心が低い子どもが多く、学習や将来の生活に対して無気力な子や、人間関係の形成が不得意な子が増えています。

子どもの生活空間の中に遊び場が少なくなる一方で、ゲームやインターネットの利用時間が増えており、日本は世界で最も運動・外遊びをしない小学生のいる国とも言われています。

あびらぼでは、遊び教育やイエナプラン教育などのプログラムを通して、子ども達の健全な心身を育むことも大切な役割だと考えています。

寺子屋の教育を現代に

江戸時代に日本を訪れた西洋人が異口同音に語っているのが、日本の教育水準の高さです。

当時、世界的に見ても、一般庶民までが読み書きできる民族は日本くらいしかなかったといいます。識字率は、産業革命当時のイギリスで25%、フランスでは9%だったのに対し、日本は80%だったのです。

寺子屋では「読み」「書き」「そろばん」という初歩的学習に始まり、子どもの成長や将来就く職業に応じて「実用的な知識」を指導していました。将来に直結した知識なので、主体的に学び、主体的に考える教育でした。

また、礼儀作法や道徳なども教えられ、「コミュニティの中で秩序を守り協働すること」や「自分の行いに責任を持つこと」といった人間性の教育を行い、学問だけでなく「生きる力」を教わり、それこそが世界一幸せな国を生み出しました。

「生きる力」を育むための要素として重要視されているアクティブラーニング(主体的・対話的で深い学び)はオランダなどの世界の教育先進国では既にスタンダードとして取り入れられています。

しかし、振り返ってみれば、日本の江戸時代の教育こそが世界に先駆けて「アクティブラーニング」を実施していたのです。

あびらぼでは、寺子屋の教育を現代にアレンジし、オランダのイエナプラン教育を取り入れ、日本人としての幸せ感と個のアイデンティティの確立を目指しています。

「あびらぼ」が大切にしていること

■教育目標

自ら感じ考え行動する子。
みんなで協力しあいながら豊に生きていける子。

■成長の階段

第1段階
「安定した心の土台づくり」

子ども達の情動の基礎を育む一番重要な段階。心の安定は何をやっても自分の存在が揺らがない絶対的な安心感の上に成り立ち、その上で、その子の個性や興味関心の芽は自然と発芽します。大人は子ども達の能力の発芽を見守り、育ちの手助けをします。

第2段階
「好奇心を育てる環境づくり」

子ども達の情動の基礎を育む一番重要な段階。心の安定は何をやっても自分の存在が揺らがない絶対的な安心感の上に成り立ち、その上で、その子の個性や興味関心の芽は自然と発芽します。大人は子ども達の能力の発芽を見守り、育ちの手助けをします。

第3段階
「協働と学び方を学ぶ教育」

子ども達の情動の基礎を育む一番重要な段階。心の安定は何をやっても自分の存在が揺らがない絶対的な安心感の上に成り立ち、その上で、その子の個性や興味関心の芽は自然と発芽します。大人は子ども達の能力の発芽を見守り、育ちの手助けをします。

第4段階
「コミュニティの中での教育」

子ども達にとって、地域は多様な人間関係を体験できる場です。体験的に社会を学ぶことで、将来、社会的に責任を持って生きる力を育てます。あびらぼでは「おやらぼ」という保護者中心のコミュニティと「ワールドオリエンテーション」という、世界に視野を向けた学びを軸に子ども達の社会性を育みます。

幸せなお母さんになるための「おやらぼ」

子育ては「一人の人間を生み、養い、社会的に一人前になるまで育てる」世界で一番難しく世界で一番偉大な仕事です。

そして、その仕事は、同時に親に多大な幸せ感を与えてくれるはずのものです。

しかし、近年では、日本の母親の7割が育児に不安と孤独を感じています。

人間は、進化の過程で、毎年続けて出産できるようになりました。 ただし、その進化は、母親が一人で子育てするのではなく、コミュニティの中で、複数の大人が協力して子育てをすることと引き換えに得た進化です。 しかし、現代の日本では、母親が子育てに不安を感じたときや自分の時間が欲しい時に、育児に協力を求めることが困難な環境にあります。

また、社会で活躍し自己実現する女性が増える一方、一人で育児を担う母親には「仕事」はもちろん「趣味を活かせる環境」さえ見つけるのは困難です。育児という立派な仕事を担っているにもかかわらず、自己の無価値感に苛まれ、人生で一番幸せなはずの育児時間が、不安と孤独の原因に変化してしまいます。

「あびらぼ」では保護者の方々の、交流と活動の場として「おやらぼ」を開催しています。

あびらぼの教育「5つの取り組み」

株式会社 花